ルクソール西岸 ハトシェプスト女王葬祭殿

Deir el Bahri

ハトシェプストはトトメス1世の娘でトトメス2世の妃ですが、2世が亡くなり幼い義理の息子トトメス3世の摂政となり実権を握り、男装してファラオになり勢力を振るいます。これで義理の息子トトメス3世はハトシェプスト女王を恨んでいた為、女王のレリーフ等が削られていると言われていますが、義理の息子が大きくなるまでの代わりであって不仲ではなく、女性がファラオになったことを好く思わなかった人の仕業だという説もあるようです。

カートで移動

カート2LE(約40円)でハトシェプスト葬祭殿へ移動しました。(乗らなくても行けます)入場料25LE(約500円)でゲートを進むと、またカートに乗ります1LE(約20円)向かって右側の岩山には何か遺跡がありました。

葬祭殿へ

カートを降りると断崖を背に建つ目標まであと少しです。真ん中が階段になっている坂道を登り見事に均整のとれた葬祭殿に到着です。岩窟墓を見た後だけに圧倒されました。

紀元前1500年頃の建造物とは思えないというのが感想。1997年日本人観光客も犠牲になったテロが発生した場所だとしても見たいという方が多いのも納得です。

地図

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